川島のお勧め その2

みなさんこんにちは!

このブログでは、わたくし川島がお勧めするアレヤコレヤを

ご紹介するものです。

 

【関東 3大学業神】

年明けから3月にかけての受験シーズンはどこの神社も合格を祈願する受験生の参拝で大忙し。特に「学問の神様」として有名な神社ともなると、参拝客の混雑はもちろんのこと、合格願いが書かれた「絵馬」で境内全部が埋め尽くされてしまうほど。冬の神社の風物詩の光景ともいえる。

 

■「学問の神様」とは
現代において「学問の神様」とは、平安時代に活躍した菅原道真のことを指し、その信仰対象の「天満天神様」のことをいう。全国に数多くある「○○天神」「○○天神社」「○○天満宮」という名前の神社はすべて菅原道真をご祭神としている。

幼少の頃から聡明だった道真は、持ち前の性格と手腕、知識で時の天皇に重宝されて出世の階段をのぼり、ついには藤原家以外、学者の家系では異例ともいえる右大臣(現在でいう官房長官のような職位)にまでのぼりつめるが、やがて政争に巻き込まれ左遷、京から遠く離れた九州の太宰府で一生を終えた。死後、不遇の人生を送った道真の怒りを収めることなどを理由に、京都に「北野天満宮」、福岡に「太宰府天満宮」が造営され、「天神(道真公)」を信仰の対象として祀った。

その道真が「学問の神様」と言われるようになったのは、政治的な功績はもちろんだが、むしろ文学者、歌人としての才能によるところが大きい。道真の生前の功績が、長い時を経て「学問の神様」となったとされている。

 

湯島天神(文京区湯島)
学問の神様として別名湯島天神としても広く知られる湯島天神湯島天満宮)。創建は古く、雄略天皇2年(458)1月、雄略天皇勅命により天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)を祀る神社として創建されたと伝えられている。 南北朝時代の正平10年(1355年)、住民の請願により菅原道真を勧請して合祀した。また、江戸時代より「梅の名所」として多くの庶民に親しまれおり、初春の梅まつりの時期は約45万人の参詣客が訪れる。東京メトロ千代田線「湯島」駅より徒歩2分。

 

亀戸天神社江東区亀戸)
古くから「亀戸の天神さま」「亀戸天満宮」として親しまれ多くの参拝者が訪れる「亀戸天神社」。九州太宰府天満宮にならって造られたという社殿、回廊、心字池、太鼓橋が配置された見事な杜は、東国天満宮の宗社として有名。また花まつりも有名で、2月の「梅まつり」には梅を愛した道真公に因み約300本の梅が咲く。JR総武線「亀戸駅」北口より徒歩15分。

 

谷保天満宮 (国立市谷保)
東日本最古の天満宮として有名な東京都国立市の「谷保天満宮」。蔵に収められている『天満宮略縁記』によれば、901年に菅原道真公の第3子道武公が現在の国立市谷保に配流せられ903年に道真薨去の報を受け像を刻み鎮座したのが起りとされる。また敷地内には約350本の梅林が広がり、2月末になると見事な花を咲かせる。JR南武線谷保駅」より徒歩3分。