川島勧め その8

みなさんこんにちは!

このブログでは、わたくし川島のお勧めするアレヤコレヤを

ご紹介するものです。

 

【梅雨時の不安解消! 傷みにくいお弁当作りのコツ】

湿度も気温もグッと上がる季節。

せっかく作ったお弁当でおなかをこわさないよう、

衛生的なお弁当の作り方をご紹介します。

 

■湿度が高い梅雨の時季は調理法や詰め方に要注意

湿度が高く、気温も25度を超えるこれからの季節。作ってから食べるまでに時間が開くお弁当は、調理方法や詰め方、食材やキッチン道具の扱い方など、いつも以上に注意が必要です。例えば詰めるときに手で食材に触る、ハムを生のまま入れる、かわいいピックを刺す……など、普段なにげなくやっていることの中に、おかずが傷んだり細菌が繁殖して食中毒を起こす危険性があります。

蒸し暑い季節は、見た目がかわいいおしゃれなお弁当より、実質本位のお弁当作りにシフトチェンジ。衛生的なお弁当作りの5つの基本をはじめ、ポイントやおかず作りのルールをしっかりマスターし、安心しておいしく食べられるお弁当を作りましょう。

 

1.菌を寄せつけない
お弁当を作る環境を衛生的に保つことが、いつも以上に大切。調理道具やお弁当箱はもちろん、手もよく洗い、食中毒の原因となる細菌やウイルスをくっつけない、やっつける配慮を。

 

2.おかずは中まで加熱する
細菌やウイルスのほとんどが加熱によって消滅。食中毒の原因菌の汚染率の高い鶏肉やひき肉、卵のおかずはもちろん、生野菜(プチトマト以外)、作りおきおかずなども確実に加熱。

 

3.しっかり水けを切る
煮物の煮汁や野菜の水けなどは、お弁当が傷む要因の一つ。煮汁はしっかりと切り、詰める前に余分な水けをキッチンペーパーに吸わせるなど、お弁当箱に水けが残らないよう注意を。

 

4.加熱後に手で触れない
すべての食材において、加熱調理後に手で触るのは、再び菌がついてしまうので厳禁! 食べやすく切る必要がある食材は必ず加熱前に切り、お弁当箱に詰める際も菜箸などを使う。

 

5.冷めてから詰めあわせる
おかずやご飯が冷めていないうちにお弁当箱に詰めてふたをすると、中に蒸気がこもって細菌が繁殖しやすい状態に。ふたは、裏に水滴がつかないくらい中身が完全に冷めてから閉める。


■これも気をつけよう!「手を洗うタイミング」

調理前はもちろん調理中も、顔や頭、髪に触れたあとや肉、魚、生ごみなどに触ったあと、メールチェックなどで携帯電話を持ったあとにも手洗いを。時計や指輪は、洗い残しの原因になるので外しましょう。

 

■お弁当は風通しのいい場所に置かせる

衛生状態を保つには、持っていった先でどのような状態で置いておくかも重要です。かばんに入れたまま、直射日光の当たる場所や、湿気や熱のこもった場所に置いておくのは避けるのが鉄則。なるべく風通しのいい場所に置くようにしましょう。保冷剤をお弁当箱につけておくのも効果的です。

 

■ご飯にのせたり、まぜるものにも注意が必要

具や調味料をまぜて炊いたまぜご飯は、栄養分や水分が増して傷みやすくなるので、蒸し暑い季節のお弁当に入れるのは避けましょう。ご飯にのせたりまぜても大丈夫なのは、青のり、ゆかり、ふりかけ、ごま、のりなど、常温保存できる乾物系のものだけ。かつ丼など調理食材をご飯にのせるどんぶり弁当の場合も、つゆは控えめに。ご飯があまり汁けのある状態にならないよう気をつけましょう。

また、そのままご飯にのせたり、おにぎりの具にしてしまいがちなサケフレークやじゃこ、めんたいこやたらこ。要冷蔵のものの場合は、炒めたり料理の材料にするなど、必ず火を通すようにしましょう。